make up
/ meɪk ʌp /
"make up" は、多様な意味を持つ動詞句で、文脈によって異なる解釈が可能です。
1つ目の意味は、「仲直りする」「和解する」で、争い後に関係を修復する際に使われます。
2つ目は、「構成する」「形成する」で、物事やグループの一部を成すことを表します。
3つ目の用法として、「化粧をする」があり、顔に化粧品を施す行為を指します。
また、「作り話をする」「でっち上げる」という意味もあり、実際にはないことを創作するときに使われます。
意味
物語や言い訳を作り出すこと、しばしば欺くために
意見の不一致を和解または解決すること
物語や言い訳を作る行為
使い分け
make up と invent の違い
make upは、何かを創り出すことや、嘘をつくことを指しますが、特に「自分の考えやアイデアを作り出す」という意味で使われることが多いです。一方、inventは、全く新しいものを考案することを意味し、通常は科学や技術に関連する発明に使われます。つまり、make upは日常的な場面での創造や嘘に使われるのに対し、inventはより専門的な新しいアイデアや物を生み出すことを指します。
She made up an excuse for being late.
彼女は遅刻した理由を作り上げた。
Thomas Edison invented the light bulb.
トーマス・エジソンは電球を発明した。
make up と compose の違い
make upは、何かを構成するという意味でも使われますが、通常は人や物の一部を指して「全体の一部を形成する」というニュアンスがあります。一方、composeは、音楽や文章などの作品を意図的に構成することを指します。つまり、make upは一般的な構成に使われるのに対し、composeは特定の創作活動に関連しています。
Women make up a large part of the workforce.
女性は労働力の大部分を占めている。
He composed a beautiful symphony.
彼は美しい交響曲を作曲した。
make up と reconcile の違い
make upが「和解する」という意味でも使われる場合がありますが、この文脈では特に「争いや誤解の後で仲直りする」という意味です。一方、reconcileはより正式な表現であり、意見や状況の違いを調整し、一致させることを強調します。したがって、友人同士の軽い仲直りにはmake upが適していますが、もっと深刻な状況にはreconcileが使われることが多いです。
They had a fight, but they made up quickly.
彼らは喧嘩したけれども、すぐに仲直りした。
The two countries need to reconcile their differences.
二国間は違いを調整する必要がある。
用例
make up for lost time B2
失った時間を取り戻す
I worked extra hours to make up for lost time.
失った時間を取り戻すために、私は残業をしました。
make up your mind B1
決断する
You need to make up your mind about the job offer.
その仕事のオファーについて決断する必要があります。
make up a story A2
物語を作る
She made up a story about a dragon.
彼女はドラゴンについての物語を作った。
make up with someone B1
誰かと和解する
They decided to make up after their argument.
彼らは口論の後、和解することに決めた。
make up one's face A2
化粧をする
She takes an hour to make up her face every morning.
彼女は毎朝、化粧をするのに1時間かかる。
make up the bed A1
ベッドを整える
Please make up the bed before you leave.
出かける前にベッドを整えてください。
make up one's mind B1
決心する
make up a difference C1
差を埋める
We need to make up the difference in our budget.
私たちは予算の差を埋める必要があります。
make up for something B2
何かを補う
語源
英単語 "make up" の語源について解説します。
"make up" は、英語の動詞 "make" と前置詞 "up" の組み合わせから成り立っています。"make" は古英語の "macian" に由来し、「作る」「創造する」という意味を持ちます。一方、"up" は古英語の "upp" から派生し、「上に」「高く」といった方向性を示す言葉です。
この二つの要素が合わさることで、"make up" は「何かを作り上げる」という基本的な意味を持つようになりました。しかし、時が経つにつれて、様々な文脈で使われるようになり、いくつかの異なる意味が派生しました。
例えば、「仲直りする」という意味は、元々の「作り上げる」というニュアンスから、「関係を再構築する」といったイメージにつながっています。また、「嘘をつく」という意味も、物事を「作り上げる」ことから派生したもので、事実を捻じ曲げて新たなストーリーを「作る」ことに関連しています。
このように、"make up" はその語源とともに、多様な意味を持つ表現へと発展してきました。現在では日常会話でも頻繁に使用されており、その文脈によって様々な解釈が可能です。
旅先で使える例文集
In the midst of battle, I tried to make up for my earlier mistakes.
戦闘の最中、私は以前の過ちを取り戻そうとした。
The elven bard began to make up a tale of adventure around the fire.
エルフの吟遊詩人は、焚き火の周りで冒険の物語を作り始めた。
As we journeyed deeper into the forest, I had to make up my mind about the enchanted sword.
森の奥深くへと旅する中、私はその魔法の剣について決断しなければならなかった。
We agreed to make up a strategy before confronting the dragon.
ドラゴンに立ち向かう前に、私たちは作戦を立てることに同意した。
The potion master said I could make up a remedy with the herbs I gathered.
ポーションマスターは、私が集めた草で薬を作ることができると言った。
ライバルと差がつく例文集
When I look back at the time I lived abroad, I often make up stories about the wild adventures I had, even if they weren't quite as grand as I remember.
海外で暮らしていた頃のことを振り返ると、実際にはそこまで大したことはなかったのに、いつも冒険談を作り上げている自分がいる。
I sometimes make up elaborate tales of a sacred contract I forged with the universe, making it sound so much more profound than it really is.
宇宙との神聖な契約を交わしたなんて、実際よりもずっと深く聞こえるように、時々壮大な話を作り上げちゃうんだ。
As someone who's passionate about plant-based living, I often make up recipes that sound gourmet but are actually just my simple daily meals.
プラントベースの生活に情熱を持つ者として、実はシンプルな日常の食事を、いつもグルメなレシピのように作り上げている。
In pursuit of a more intentional lifestyle, I make up daily affirmations that make me seem more put-together than I really am.
丁寧な暮らしを追求する中で、実際よりも整った印象を与えるような毎日のアファメーションを作り上げている。
I often make up elaborate backstories for my fashion choices, as if my outfit selection is driven by some grand narrative.
ファッションの選び方には常に壮大な物語があるかのように、時々複雑な背景を作り上げている自分がいる。
会話
🧑🦱 So, the parachute’s not opening. What now? パラシュートが開かないんだけど、どうする? 👨 Well, we could make up a plan… quickly. そうだな、すぐに計画を立てよう。 🧑🦱 You mean like a backup plan we forgot to pack? つまり、忘れたバックアッププランみたいにってこと? 👨 Exactly. Maybe flap our arms? Aim for a soft landing? その通り。腕を羽ばたかせて柔らかいところに着地するとか? 🧑🦱 Soft landing? You must be kidding. We're above a desert! 柔らかいところ?冗談でしょ。ここは砂漠の上だよ! 👨 Well, on the bright side, at least it's not a minefield. まあ、明るい面を見ると、少なくとも地雷原じゃないからね。